Before (改善前)
クロムメッキは均一電着性が悪く、端部にはメッキが厚く付き陰になる部分にはメッキが付かない性質がある為、複雑な形状の品物には不向きです。
そのため複雑な形状の品物に対しては補助陽極や遮蔽板、また、それを設置した専用冶具が必要になるため、コストが上がることになります。
V
After (改善後)
クロム色を必要とする場合、耐摩耗性を必要としない製品や、複雑な形状の小さな品物に対しては、クロムメッキに色調が似通っていて均一電着性の良いスズ-コバルト合金メッキに変更する事で、補助陽極や遮蔽が必要なく、またバレルでの量産が可能となります。