Answer (回答)

メッキ後の加工性に優れたニッケルメッキは無光沢ニッケルメッキです。外観なども重要視される場合には、半光沢ニッケルメッキもオススメです。

ニッケルメッキには無光沢ニッケルメッキや半光沢ニッケルメッキ、光沢ニッケルメッキなど光沢度合いの違うニッケルメッキがあります。光沢度の違いにより硬度も違い、無光沢<半光沢<光沢の順に硬くなります。メッキ後の加工性に優れたメッキとしては、より柔らかいメッキが向いています。ですから、無光沢ニッケルメッキが一番向いていることになります。

また、ニッケルメッキには無電解ニッケルメッキもありますが、こちらは光沢ニッケルメッキよりも更に硬度が高く、メッキ後に加工が必要な製品には向いていません。

メッキの硬度について更に詳しくお知りになりたい方は下記、リンクをご覧ください。

 

第71回 メッキと硬さの換算表