新技術 バレル処理によるマイクロポーラスNiメッキ

 

前回はφ1.0金属球へのNiメッキについてご紹介しました。

前回の記事はコチラ ➡ 第45回 φ1.0球へのNiメッキ

 

今回はφ1.0金属球に対するマイクロポーラスNiメッキのご紹介です。

φ1.0 マイクロポーラスNiメッキ

φ1.0 マイクロポーラスNiメッキ

φ1.0球へのマイクロポーラスNi

φ1.0 マイクロポーラスNiメッキ SEM拡大

 

 

 

 

 

 

 

外観はNiメッキに比べて、少し黒い見た目になっています。

 

マイクロポーラスNiメッキは以前よりご紹介しておりましたが、各個処理(ラック処理)のみでした。

ラックによる処理のみでしたので、どうしてもコスト高になってしまっていました。

過去のマイクロポーラスNiメッキのご紹介については下記リンクをご覧下さい。

 

この度、新技術のバレル方式によるマイクロポーラスNiメッキを開発しました。

バレル方式により一度に多数の品物を処理することが出来ますので、

ラック処理に比べ、安価にご提供することが出来る様になりました。

 

φ1.0金属球へのメッキは、初のバレル方式でのマイクロポーラスNiメッキにおいて、

難易度の高い小さなサイズの品物ではありましたが、メッキ処理を施すことが出来ました。

 

バレル処理が出来る様になったことで、さまざまな形状の品物にマイクロポーラスNiメッキを施すことが出来ます。

バレルでのマイクロポーラスNiメッキについて、詳しくはメッキ.comまでお問い合わせ下さい。

 

 

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第8回 マイクロポーラスNiメッキ

マイクロポーラスNiメッキの構造や特性について詳しくご紹介しています。マイクロポーラスNiメッキを利用することで、様々な製品の性能アップが期待できます。

 

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ポーラスニッケルメッキの活用

接着剤等をニッケルメッキ表面に使用する場合、化学的な接着力のみでは接着能力が弱く、剥がれてしまう恐れがあります。マイクロポーラスNiメッキを利用した手法により、密着力の向上が期待できます。そのメカニズムなどについて詳しく説明しています。