最終製品の表面がニッケルメッキされた製品を設計する際には、幾つかの方法があります。
例えば、加工前の金属にニッケルメッキ処理する方法や加工後にニッケルメッキする
方法などがあります。
これらにはそれぞれ特徴があり、それを留意した上で設計することで、
より性能の良い製品になります。
・加工前にニッケルメッキをする場合
コイル、フープ材などの金属板や一次加工後にニッケルメッキをする際には、
クラックについて留意する必要があります。
クラックとは割れのことです。
ニッケルメッキ後に加工することで、ニッケルメッキ表面が割れてしまう為、
本来の耐食性が維持できなくなってしまいます。
また、切断加工がある場合には切断面は素材金属がむき出しとなります。
・加工後にニッケルメッキする場合
凹凸や直角部の多い設計では、1個体内でのメッキ膜厚分布のバラツキが大きくなります。
必要なメッキ膜厚が決まっている場合には、どの部分の膜厚が必要なのかを決める必要があります。
メッキ.comでは年間何千件ものニッケルメッキを施しており、多数の経験と実績があります。
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