バレルメッキとは品物を樹脂製の樽(バレル)に入れて、回転させながらメッキ処理を行う手法のことで、ガラメッキ、回転メッキとも呼ばれています。
専用のメッキラインで樽(バレル)を回転させますので、1回で多量の製品を処理することが出来る為、量産性に優れており、一般的にラック(ひっかけ)メッキに比べ安価にメッキ処理を行うことが出来ます。
このバレルにはさまざまな種類があります。
水平に回転する水平バレルや傾いて回転する傾斜バレル、重心のズレた偏芯バレル、バレルに振動を与えながら回転する振動バレル等々があります。またそのバレルの大きさも大小さまざまです。ワークの形状・数量に合わせた多種のバレルを保有しており、お客様の製品に適合したバレルでのご提案が可能です。
例えば、
板厚の薄い品物に対してバレルメッキをする場合、バレル構造によっては隙間に噛み込んでしまい、品物が変形してしまうことがあります。メッキ.comでは長年の研究よって特殊な構造を持ったバレルを保有しており、板厚0.2mmの品物に対しても噛み込みなくメッキすることが可能です。
他にも、ネジや電気・電子部品など指先程度の比較的小さな部品に対して用いることの多いバレルメッキ手法ですが、メッキ.comでは手の平程度の大きさの製品に対してもバレルによりメッキを行っております。また、小型のバレルから大型のバレルまで多くの種類のバレル保有しており、製品に合ったバレルを選定してメッキを行います。
メッキ.comでは長年の知恵と知識によりさまざまな品物にバレルメッキを施してきました。『この製品をバレルメッキできるのか』など、些細なことでも結構です。
バレルメッキにつきましてはメッキ.comまでお問い合わせください。