Answer (回答)
現行の亜鉛めっきは抑制剤などを添加することで、ほぼ均一な亜鉛メッキ被膜(※特殊形状等は省く。)を得ることができます。
更に、亜鉛メッキの上に六価クロムを含まない化成処理被膜を析出させることで、六価クロムを含有するクロメート被膜とほぼ同等の耐食性が得られます。
又、亜鉛メッキ被膜の評価として、自動車メーカーの代表的な塩水噴霧試験による評価基準では(亜鉛メッキの膜厚が5μm以上の上に化成処理被膜を施した製品)、白錆が72時間以上、赤錆が120時間以上発生なしと定められています。
亜鉛メッキの上に化成処理被膜を施した製品は、強い耐塩性能があり、自動車メーカーの評価基準を問題なく達成することができています。
(※参考:メッキ膜厚により赤錆発生時間が変更されます。8μm以上は168時間以上、13μm以上は216時間以上、25μm以上は312時間以上、白錆については、メッキ膜厚に関係なく72時間以上か基準になっています。)
メッキ.comでは、合金メッキなどは試作段階からの対応とさせて頂いておりますが、各種素材及び各種メッキのノウハウを持ち合わせておりますので、お気軽にメッキ.com担当者までお問い合わせください。
又、開発中の案件及び現行の量産品でお困りの事や各種メッキ後のはんだ濡れ性に対応した技術なども持ち合わせておりますので、ご遠慮なく御相談下さい。
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