Before (改善前)
![001-01 腐食図1](https://www.asahimekki.com/file/2014/12/7802b2e75cda8e38997999c7da642edc.jpg)
腐食性の強い環境下での使用が想定される製品の場合、クロムメッキ部にクラックやピンホールなどの微細な欠陥があるとクロムメッキ、ニッケルメッキを貫通した腐食孔が素地に達し、やがて素地が腐食してしまいます。
V
After (改善後)
![001-02 腐食図2](https://www.asahimekki.com/file/2014/12/60f42d1f726de836ec58592ea2129a4e.jpg)
一般的にはニッケルメッキに含まれるイオウ成分の量が多いほど自然電位が低く、光沢ニッケルメッキは半光沢ニッケルメッキより多くのイオウ成分を含んでいます。ニッケルメッキ部をイオウ成分の多い光沢ニッケルメッキ、半光沢ニッケルメッキの2層に分けて電位差をつける事により、腐食孔は2種類のニッケルメッキ間で電気的に防食される為、素地への腐食を緩慢にする事が出来ます。